悩んでいる女性

便秘というと便がまったく出ないこと、と思っている方も多いようですが、実は便が出ていても便秘となることがあります。

正常な便は、バナナぐらいの太さで硬すぎず柔らかすぎず、黄土色をしています。

しかし、人によって便は出るけどコロコロとした固い便だったりしますね。

便秘は便通や便の状態に異常が起こることなので、このようにコロコロと途切れて固い便が出るのは便秘と言えるのです。

なぜコロコロした便になるのか

腸というのは、食べ物が入ってくると活動が始まって、膨らんだり縮んだりしながら便を形成して大腸を通って肛門へと送り出します。

腸内環境が整っていて収縮のリズムが一定だと、便が正常に作られていきます。

しかし腸内環境が悪くなると、便を作るリズムが不定期になったり遅くなったりしてスムーズに作られなくなります。

便の形成がうまくいかず腸内に留まったままでは、水分が失われて固くなってしまいますし、連続して形成されないためコロコロの固い便になるのですね。

腸内環境が悪化するのは、ストレスや不規則な生活習慣、いい加減な食事などの原因が考えられますが、どんな原因であってもコロコロ便を理想の便に変えるには腸内環境を整えなくてはいけません。

腸内環境を整えて理想の便に

腸内の環境が悪いというのは悪玉菌が優位になっている状態です。

悪玉菌は有害物質を作り出す働きがあるので、この有害物質が腸の活動を低下させています。

ですのでまずは善玉菌を優位にするために、善玉菌の餌となる乳酸菌が入っているヨーグルトやチーズなどの乳製品や納豆やぬか漬け、お味噌など発酵食品を摂りましょう。

乳酸菌が含まれる食材が食べられない場合は、サプリメントで補うのもおすすめです。

そしてもう一つ、コロコロ便は水分が不足している状態ですから、水分をこまめにたっぷり摂りましょう。

摂取量の目安は1日1.5リットルから2リットルです。量だけ見ると、そんなに飲めないと思うかもしれませんが、起床時、食前や食事中、休憩時間など分けて、コップ1杯ずつ飲めば比較的たくさん飲めます。

ちなみに、お水の温度は常温、もしくは一度温めてから飲むのがおすすめです。

冷たい水は腸を刺激してぜん動運動を促進するため悪くはないものの、内臓器官を冷やすことになり機能が低下するので、お水は必ず常温のものにするか、一度温めて適度に冷ましてから飲むのが効果的です。

また、便秘改善に定番の食物繊維は水溶性のものを摂りましょう。

水溶性食物繊維は、水分を取り込んで便に混ざっていくので、固くなった便を柔らかくして理想の便にしてくれます。